TOKYOファンドのESG投資方針
TOKYOファンドのESG投資方針
TOKYO事業承継ファンドでは、運用事業者である日本プライベートエクイティ株式会社の『JPE ESGポリシー』 (2020年4月制定) に則り、投資実行から企業価値向上支援(バリューアップ)、Exitまで、ESGを考慮した投資運用に取り組んでいます。 E(環境)・S(社会)・G(ガバナンス)の理念を大切にして、投資支援活動を通じて中小・小規模投資先企業に対してE・S・Gの理念を浸透させていくことが、TOKYOファンドの役割であると考えています。
JPE ESGポリシー(投資業務におけるESG方針)
JPEでは、ファンドマネジメント会社として、出資者の皆様をはじめとする、全てのステークホルダーの皆様からの信頼と期待に応え、社会的規範を遵守し、社会貢献をするために、投資活動を行うにあたって、本『JPE ESG ポリシー』を定め、財務的な指標や観点からだけではなく、「環境(Environment)」「社会(Social)」「ガバナンス(Governance)」の3つの非財務的観点も重視した投資方針をここに明確にいたします。
JPEが、ファンドという立場で株主や経営として、投資先企業に関与できる期間は限られていますが、企業規模に関係なく、利益追求の前に、一企業として社会に対する責任もあるとの考えの下、投資先企業が内包するリスクの顕在化と改善、解消に努め、「社会的責任を果たすことができる企業」となるように、さらには、「社会の持続に寄与できる企業」となるように努め、中長期的な企業価値の向上を実現します。
また、短期的な利益のみを追求するのではなく、中長期的に成長発展するための利益を確保しながら、社員や地域社会にも考慮した経済活動を行うことを重視します。
その結果、JPEが株主ではなくなった後も持続的に成長し、長期的な利益を生み出せる企業となるための基礎を創ることを目指します。
JPEでは、投資検討時及び投資期間中においては、下記のESG項目について十分に意識し、配慮したうえで、投資・経営支援・モニタリング・出資者の皆様への報告等の一連の投資活動に従事し、ファンドマネジメント会社としての責務を果たします。
- Environment(環境)
環境汚染(大気・水質・土壌汚染、廃棄物処理等)に関する法令の遵守 - Social(社会)
反社会的勢力の排除 / 労働安全衛生の確保・維持 / 人権の尊重 - Governance(ガバナンス)
法令遵守 / 行動規範 / コーポレート・ガバナンス / 情報開示への姿勢
以上
2020年4月1日 制定
ESGの取り組み
支援先企業一覧
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- 会社名
- 株式会社アソシエ・インターナショナル
- 所在地
- 東京都目黒区
- 事業内容
- 認可保育園等の保育・子育て支援施設を展開
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- 会社名
- 株式会社コミュニティセンター
- 所在地
- 東京都練馬区
- 事業内容
- マンションの管理員や清掃・コンシェルジュの代行業務を展開
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- 会社名
- 株式会社ニック
- 所在地
- 東京都板橋区
- 事業内容
- 病院や学校、ビルの清掃や警備、設備管理業務を首都圏にて展開
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- 会社名
- k's International株式会社
- 所在地
- 東京都港区
- 事業内容
- 美容室(ヘアサロン)の運営
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- 会社名
- 株式会社SVPジャパン
- 所在地
- 東京都中央区
- 事業内容
- 会員制ビジネス情報提供サービスを展開
E(環境)
環境問題(Environment)を意識した経営と具体的な取り組みを推進しています。
- 絵本を通じた子どもへのSDGs教育・ワークショップ開催
- 洗剤のような界面活性剤、化学合成物質の使用を減らし、環境に負荷をかけない作業への取り組み
- 環境に負荷をかけない清掃溶剤を使用
- 環境にやさしいカラーリング剤・商材の積極的な取り扱い
関連するSDGs課題(持続可能な開発目標)
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すべての人に手ごろで信頼でき、持続可能かつ近代的なエネルギーへのアクセスを確保する
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気候変動とその影響に立ち向かうため、緊急対策を取る
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陸上生態系の保護、回復および持続可能な利用の推進、森林の持続可能な管理、砂漠化への対処、土地劣化の阻止および逆転、ならびに生物多様性損失の阻止を図る
出所: 国連開発計画(UNDP)ウェブサイトより
S(社会)
従業員の労働環境改善やダイバーシティM&Aインクルージョンの推進、地域社会への貢献等、Social(社会)を意識した取り組みを進めています。
- 各マンションの物件の特徴にあわせた管理・清掃・コンシェルジュサービスのご提案を行い、住みよいまちづくりのために精力的に活動
- シニア・ミドルシニア世代の積極起用を進めており、登録スタッフは1,000名以上、平均年齢は70歳を超えている
- 従業員の働きやすい環境づくり
- 女性スタッフの積極登用
- 女性コンサルタントの積極採用とワークライフバランス推進
- シニア人材の登用
関連するSDGs課題(持続可能な開発目標)
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ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る
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包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する
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国内および国家間の格差を是正する
出所: 国連開発計画(UNDP)ウェブサイトより
G(統治)
企業統治(Governance)については、株主と投資支援先の経営が一体となり、自律した仕組みとして機能するように体制整備、構築を行っています。
- 取締役会の適切な運営
- 就労規則の制定
- 取締役会の適切な運営
- 管理部門による横串でのモニタリング牽制体制(決裁、決済)
- 内部通報ホットラインの設置
- 監査法人による決算
- 内部統制
関連するSDGs課題(持続可能な開発目標)
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持続可能な消費と生産のパターンを確保する
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持続可能な開発に向けて平和で包摂的な社会を推進し、すべての人に司法へのアクセスを提供するとともに、あらゆるレベルにおいて効果的で責任ある包摂的な制度を構築する
出所: 国連開発計画(UNDP)ウェブサイトより